不登校・引きこもり専門心理カウンセラー韮塚かおりです。
1ヶ月集中カウンセリング(メール付き)を受講して下さったI様より、カウンセリングの感想を送って頂き、掲載許可をして頂きましたので、UPさせて頂きます。
1ヶ月集中カウンセリング(メール付き)を受講して下さったI様の感想
今の家庭の状況が、長女がほぼ不登校となっており、とても苦しくて、藁をも掴む気持ちで相談させて頂きました。
今までの私は自分を好きになるどころか、回りの人や家族、我が子を第一に考えなければという考えでした。
人を幸せにしなければ自分は幸せになれないと思っていたからです。
やはり、幼少時代からの親との関わりがかなり大きな要因だと教えて頂き、離婚でしばらく連絡していなかった母と、今もよく交流のある父に、今まで言えなかったけど言いたかった事、本当はして欲しかった事、そして、今までの感謝でしめくくる手紙を書かせて頂きました。
二人の反応は実は思ったよりかなり、というか、想像通りに薄く、それに対しての特別なコメントはありませんでした。
ですが、それを通して今まで蓋をしていた感情が少しずつフツフツと出てきたのです。
ですが、かなり厳重に蓋を閉めています。
自分自身、一番驚いたのは自分の本当の気持ちです。
今でも十分出てこないんですが、韮塚さんに想像して頂きました。
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大人のお父さん、お母さんに、私は、子供の娘として本当は甘えたかった。
でもお父さんもお母さんも甘えさせてくれなかった。
私が望んでもだめだと解ったから諦めてしまっているだけ。
抱っこもして欲しかった受け止めて貰いたかった、でも叶わなかったから諦めている私。
本当は、もっと大人の親として抱しめて欲しかった。
もっと話を聴いて欲しかった。
甘えたかった…本当の気持ちを言うと泣きそうになるから…
そういう気持ちがあるという自分をこれからも忘れないでいよう…
そういう自分を感じていよう…これからも
そして、こらから私は理想の両親をイメージしながら生きようと決心する。
両親に~して欲しかったのに、そうして貰えなかった事を一番解っているのは私。
両親に~して欲しかった事を一番わかっているのも私。
だからこれから先、私の子供達には、私が両親からして貰えなかった事をしてあげる事ができるのも私。
私は、私の子供達には両親からして欲しくてもして貰えなかった事をしてあげて、愛情を掛けて育てて行こう。
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このように想像して頂きました。
正直、そんな風に思って良いのか、自分で禁止ようで、驚いたと共に何だかとても心から救われた気がしました。
自分自身の素直な気持ちをありのままに感じる事、そしてマイナスの感情でもそのまま、自分で受け止めて、それを繰り返して、成長していけば良いと思えました。
そして、親からされた全く同じ事を子供にしていた事を気付かせて頂きました。
自分もされた事がないから子供にも出来なかったのですが、これからは自分がして貰いたかった、話を気のすむまで聞いてあげる事、呼ばれた時、精一杯答えてあげる事を今からやっていきたいと思います。
自分自身の事、分からない部分に気付かせて頂きました。
これからも、自分自身にかなり不足している精神的自立を確立するため、継続的にカウンセリングをお願いしました。
それが、子供達や家族を楽にできる方法だと思ったからです。
何より自分自身がまずは安心し、癒されてから初めて他人を幸せに出来ると分かりました。
ありがとうございました。
不登校・引きこもり専門心理カウンセラーかおりからI様へ
I様、ありがとうございました。
I様が気付かれたように、人はまず自分自身が安心し、癒されてから初めて他人をも幸せに出来るのですね。
ですから、お子さんやご家族を幸せにしたいと願うなら、まずはお母さん自身が幸せになって行かれる事が大切です。
又、これまでの人生で例え癒されない過去があったとしても、ご自分の決心と覚悟次第で、いくらでも幸せな未来を描き選択して行く事も出来るのです。
それを心から信じて下さい。
不登校のお子さんは「親が変われば子供が変わる」と言われておりますが、私は「親が癒されれば子供も癒される」と確信しております。
お子さんの不登校改善・解決のためには、誰よりも先にお母さん自身が癒される事、安心できる事が、本当に大切な事です。
お子さんが不登校・引きこもりで悩まれているお母さん!是非ご自分を一番大切にし、ご自分を沢山幸せにしてあげて下さいね。
自己受容は他者受容に比例しますので、お母さん自身が幸せになる事が、お子さんやご家族みんなを幸せにする、たった一つの方法なのです。
私もこれから、「不登校・引きこもり」で悩まれている親御さんが癒され幸せになって行く為に、カウンセリングを通して、精一杯のサポートをさせて頂きますので、どうぞ今後とも宜しくお願い致します。